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会長からのご挨拶
令和7年度の金沢弁護士会会長に就任しました山村三信です。4月1日より1年間、6名の副会長(中村雅代、多賀秀典、吉田裕介、横見健太、東祐紀、長瀬貴志)とともに、県民の皆様のお力になれるよう、金沢弁護士会の運営・活動に尽力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
金沢弁護士会には、石川県内に法律事務所を構える189名(男性156名、女性33名)の弁護士がすべて登録されています。
金沢弁護士会の会員である弁護士は、法律の専門家として、社会に生じるさまざまな法的紛争の解決に取り組んでいます。例えば、借金の返済や貸金の回収、交通事故による損害賠償といった民事事件、離婚や遺産分割などの家事事件、残業代請求などの労働事件、刑事事件、事業承継、企業の顧問業務など、幅広い分野で法的サービスを提供しています。
「これは法律問題なのか分からない」と迷われることがあるかもしれませんが、ぜひお気軽に弁護士にご相談ください。相談の結果、法律問題ではなかった場合でも、「相談したことで安心できた」というお声をいただくこともあります。
金沢弁護士会では、昨年1月の能登半島地震および9月の奥能登豪雨災害の被災者支援活動として、被災者の方々向けに無料法律相談を実施し、話し合いによる紛争解決制度(ADR:裁判外紛争解決手続)を提供するなど、支援活動に尽力してまいりました。今後の震災復旧・復興においても、被災者の方々に可能な限りの支援を続けていく所存です。
金沢弁護士会は、「基本的人権を擁護し、社会正義を実現する」という弁護士の使命を胸に刻み、石川県の皆様に親しまれる弁護士会を目指してまいります。今後とも、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2025(令和7)年4月1日
金沢弁護士会会長 山 村 三 信